季節性うつ

だんだん冬が近づき、日照時間も短くなってきました。家で家族や友人とゆっくりした時を過ごす方もおられるでしょうし、やる気を失い孤独感を感じる方もおられるかもしれません。この時期にリラックスして心の充電ができればよいのですが、暗い気分に浸かってしまい、そのまま季節性うつにはまってしまうこともあります。

季節性うつの症状には、疲労感、食欲や睡眠の変化、興味の喪失、孤立・孤独感、そして心の空っぽ感などがあり、それが春になるまで続きます。この季節特有の心身の変化に対して、私たちができる工夫についてお伝えしたいと思います。

季節性うつに対する3つの対処法
1. 日光をあびる
朝の光を浴びることは、体内時計の調整に重要な役割を果たします。通勤や通学時に少し早めに家を出て、日光を浴びる時間を作ったり、昼休みに短時間の散歩を取り入れたりすることで、心身のリズムを整えることができます。

2. 運動習慣を維持する
外出が億劫になる季節こそ、意識的に体を動かすことが大切です。室内でのストレッチやヨガ、階段の利用など、無理のない範囲で体を動かす機会を作りましょう。運動は自然な抗うつ効果があり、心の健康維持に役立ちます。

3. 規則正しい生活リズムを保つ
季節性うつは生活リズムの乱れと密接に関連しています。就寝・起床時間を一定に保ち、食事の時間も規則的にすることで、体内時計が整い、心の安定感が増していきます。

季節性うつは適切なケアで症状を和らげることができる、一時的な心の変化です。一人で抱え込まず、周りの人に相談したり、必要に応じて専門家に相談したりしながら、この季節を乗り越えていきましょう!

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